2023年9月9日に開幕した「ラグビーワールドカップ」10日には日本代表がチリ相手に初戦を迎え、見事勝利しました!
その試合でも活躍していたスタンドオフの「松田力也選手」あの絶対緊張するであろうキックの場面で確実で正確なキックを決めて勝利へと導きました。
松田選手の事を調べていくと、数年前に「左膝じん帯断裂」という大けがをしたそうで、その苦しさから乗り越えて今回の代表に選ばれた!という経歴がありました。
今回は「松田力也の怪我は何だった?トレーナーと共に鍛えた筋肉が凄い!」と題して、大けがからの復活やその復活を陰で支えていたトレーナーの佐藤義人さんについてもまとめてみました!
では行ってみましょう!
松田力也選手(ラグビー)の怪我は「左膝じん帯断裂」だった
- 名前:松田力也(まつだ・りきや)
- 生年月日:1994年5月3日
- 年齢:29歳(2023年9月時点)
- 出身:京都府京都市
- 出身大学:帝京大学
- 出身高校:伏見工業高校
- ポジション:スタンドオフ、インサイドセンター、フルバック
- 日本代表キャップ(テストマッチに出場した回数):34
ユニチカの社会人チームでプレーしていた父親の影響で、6歳よりラグビーを始める。父親と共にラグビーの練習に励んでいたが松田力也選手が11歳の時に、くも膜下出血にて父親が亡くなります。
悲しみの仲、ラグビーの練習に励み、伏見工業高校へ進学。ラグビー部に所属して、「全国高等学校ラグビーフットボール大会」に出場。高校時代は。高校日本代表にも選ばれたことがあるそうです。
高校卒業後、帝京大学に進学しました。そこでは、同級生で現日本代表キャプテンの姫野選手もいたそうです。
2016年には初めて日本代表に選ばれ、大学卒業後には「パナソニック ワイルドナイツ」に加入。
2019年にはラグビーワルドカップ2019の日本代表に選ばれ、ラグビー選手として確実にキャリアを積み重ねてきました。
そんなさ中、2022年5月7日に行われたスピアーズ戦の試合中に「左膝じん帯断裂」という大けがを負ったのです。
その時の様子を松田選手はこのように振り返っていました。
「膝が内側に動いた感触がありました。自分で歩いてピッチの外には出たんですが、『前十字靭帯、やっちゃったかな……』という不安と、『頼むから無事であってくれ』という思いが交錯していました」
https://number.bunshun.jp/premier/articles/16394
”膝が内側に動いた”ってもう想像するだけで、鳥肌が立ってしまいそうなほど痛そう・・・
左膝じん帯断裂ってどんな怪我?
松田選手が負った「左膝じん帯断裂」ってどんな怪我なのでしょうか?
ということで、スポーツや交通事故など大きな衝撃が起こったときに、靭帯に負荷がかかり、損傷もしくは断裂してしまう怪我だそうです。
怪我が発生した時には「ブチッやゴリッなどの衝撃音」がなって、とてつもなく強い痛みが走るそうです。

聞いただけでも痛そうすぎる・・・
怪我を負った時、松田選手はとてもショックが大きかったそうです。
「初めての手術をするかもしれない大けがだったので、すごくショックも大きかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ba0877ecbcbcdfb216c051944abc8ddba0f9224
日本代表に選ばれて、これからどんどんラグビーに打ち込める時に、この大けがは精神的にも不安になりますよね。。。
松田力也選手(ラグビー)はどのくらいで復活した?
その療養中にも多くの困難や不安があったそうですよ。
怪我をした後に1週間ほど「手術をするべきなのか」「保存療法でいくべきか」と治療方法について悩んだそうですが、目的の1つとしている「2023年のワールドカップ」に間に合わせるためにはどうするべきか?
ということを考えた結果、手術を行うことにしたそうです。
手術後は、トレーナーの佐藤義人氏の拠点と松田選手の実家がある京都で3ヶ月過ごし、リハビリに励みました。
一時は、もともと58cmあった太ももは、療養中には48cmにまで減少したそうですが、リハビリのかいもあり、60cmにまで回復したそうです。
けがをしてリハビリを経たことにより、パワーアップした松田選手を支えた
トレーナーの佐藤義人氏とはどんな方なのでしょうか?
松田力也選手(ラグビー)のトレーナーは誰?
「左膝じん帯断裂」という大けがを乗り越えたストーリーには、スポーツトレーナー佐藤義人氏の存在も大きく関係しています。
スポーツトレーナー佐藤義人氏は、同じ日本代表の堀江翔太選手も診ているそうで、同じパナソニックワイルドナイツの選手でもある松田選手もけがを負った時に、佐藤義人氏に相談をしたそうです。
怪我をしたときに、松田選手は佐藤義人氏にこんな風に声をかけられたそうですよ。
「ワールドカップには絶対に間に合うから大丈夫。前よりも強くなって戻ろう」
https://number.bunshun.jp/articles/-/855821?page=2
この言葉で、怪我で沈んでいた心がポジティブになり手術に挑むことができたそうです。

身体だけではなく前向きにさせてくれる佐藤義人氏が近くにいてくれたのは、とても頼もしいですよね。
松田選手のリハビリでは、筋肉の落ち幅を減らすために、手術前に患部の周りを強化したそうです。その結果、一時的に筋肉は落ちたものの、元の状態に戻るまで時間を要さなかったようです。
しかも、全身のバランスを取りながらトレーニングをしたことにより、試合で使えるよう筋力を最適化でき、佐藤義人氏のもとでトレーニングをしている堀江翔太選手も松田選手の復活を見て
「力也は脚がだいぶ太くなりましたよね。内側広筋(ないそくこうきん=太腿内側、膝の上部)がすごくついてるし、背中もケガする前よりゴツくなった。ケガする前よりもコンタクトが強くなっています」
https://number.bunshun.jp/articles/-/855821?page=2
と話していました。
そして、その堀江選手も
37歳を迎える今季も進化を続ける堀江は「佐藤さんと出会ってなければ今の僕はない」と言い切るほど信頼している。
https://number.bunshun.jp/articles/-/855821?page=2
ということで、スポーツトレーナーの佐藤義人氏は日本のラグビー界においてとても重要な人物だということが分かりました。
怪我を経て、松田選手は佐藤義人氏の専属トレーナーとして契約しているそうですが、身体のメンテナンスをするだけではなく、キックのフォームも佐藤義人氏が作り込んだフォームだそうです。
「今の松田力也君のキックの蹴り方は僕が作り込んだフォームです。プレースキックの精度は彼の課題でした。そこが上がってくれば世界で戦える選手になることができます。相談を受けて、昨シーズンから動作分析をして、なぜミスが起こるのか、右に逸れたケース、左に逸れたケースを分析しました。すると、左手の使い方、右ひじの曲げ伸ばしなど上半身の使い方が影響していました。その方程式を見つけて、彼自身が画像を見なくても試合の中で修正できるようにしました。それをこのシーズンを通してずっとやってきました」
https://news.jsports.co.jp/rugby/article/20190310220852/?p=2
トレーナーの域を超えたフォローが松田選手の高いパフォーマンスに繋がっているのですね!
松田力也選手(ラグビー)の筋肉が凄い!
そんな、松田選手は
- 身長:181cm
- 体重:88kg
という体型です。
まとめ
今回は、「松田力也(ラグビー)の怪我は何だった?トレーナーと共に鍛えた筋肉が凄い!」と題してまとめてみました。
ワールドカップ開催の1年4か月前に「左膝じん帯断裂」という大けが負い、精神的にもショックを受けていた松田選手ですが、堀江翔太選手も受けているスポーツトレーナーの佐藤義人氏からのアドバイスで、手術に踏み切ることになります。
その結果、7か月後の10月には試合復帰をし、現在行われているワールドカップラグビーでもスタンドオフとして活躍されています。
初戦を突破した日本代表!ますます松田選手の活躍から目が離せないですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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