人口減少の影響で各自治体が移住者の受け入れを積極的に行っていますが、ニュースを見ていたらこんなニュースがありました。
「全国どこから移住しても1世帯に500万円」10年後の人口維持・増加を見据え大胆な支援策 移住者が急増“都城市”(FNNプライムオンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/uUYoAeYZmd
— 子育て支援拡充を目指す会 (@children1stjp) October 3, 2023
宮崎県の南部にあり鹿児島県との県境に位置する都城市に移住をしたら500万円がもらえる!という夢のようなニュースです笑
コロナ禍によってリモートワークが出来るお仕事も増えましたし、移住をなんとなく漠然と考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は「都城市移住で給付金500万の条件は?メリット・デメリットについても調査!」と題して、移住で500万円もらえる条件や、都城市移住のメリット・デメリットをご紹介します。

実は、私の出身は都城市!ということで、私目線での都城の情報もお伝えします~!
では行ってみましょう!
都城市移住で給付金500万の条件は?
ではなぜ都城市に移住すると500万円の給付金を受け取ることができるのでしょうか?500万円の内訳としては
- 世帯で中山間地域に移住 → 300万円
- 子供2人も移住 → 200万
上の条件で、計500万円という計算になります。
ということで500万円もらう為の最初の条件は
「家族構成が、夫婦+子供2人(18歳未満) の4人家族」
というのが大前提です。
では次に、給付金を受け取る為の条件をご紹介します。
給付金を受け取る為には、以下の要件を満たす人でなければなりません。
【要件1/下記の要件をすべて満たす人】
都城市に転入する前に「都城市移住・定住サポートセンター」に移住相談登録をした人で、転入直前の1年以上、都城広域定住自立圏を構成する三股町、曽於市、志布志市以外の市区町村に在住し、令和5年4月1日以降に転入した人(転入後3か月以上1年以内の人、都城市に5年以上居住する意思を有している人)
【要件2/下記のいずれかに該当している人】
- 都城市に転入後、9か月以内に正社員(週20時間勤務の以上の無期雇用契約に基づく就業者)として就職し、3か月以上在職し、かつ5年以上継続して勤務する意思を有している人(※申請の日から5年以上、転出を伴う転勤がない人に限る)
- 事業所に正社員(週20時間勤務の以上の無期雇用契約に基づく就業者)として雇用されている人で、都城市に転入後も転入前と同一の事業所で正社員として継続雇用される人(※申請の日から5年以上、転出を伴う転勤がない人に限る)
- 都城市に転入する前と同じ事業を行う個人事業主(または法人の役員等)であって、事業内容について市長の承認を受けた人
- 都城市に転入後、起業した人であって、次の要件を全て満たしている人(商工会議所等の支援を受け事業計画書を作成し、事業内容に関して市長の承認を得ること、起業に当たって、法人の登記または個人事業の開業の届出を行うこと、給付金の申請の日から5年以上当該事業を継続する意思を有していること)
- 都城市に転入後、事業承継した人であって、次の要件を全て満たしている人(県内の事業承継支援機関により支援を受け、事業承継が成立した人であって、事業内容について市長の承認を得ること、個人事業、株式会社、合同会社などの事業を承継し、その代表となった人、給付金の申請の日から5年以上、当該承継した事業を継続する意思を有していること)
- 都城市に転入後、就農した人で、市長から青年等就農計画または農業経営改善計画の認定を受け、給付金の申請の日から5年以上、当該認定を受けた計画を継続する意思がある人
- 「宮崎県移住支援事業・マッチング支援事業実施要領」または「宮崎県ひなた暮らし実現応援事業実施要領」の支給要件を満たす人
都城市HPより
令和5年4月1日以降に都城市に移住(3ヶ月以上1年以内)してきた人で、就職・起業・就農しながら今後5年以上都城市に住む意思のある方が給付金を受け取る資格があります。
\ 詳しくは下記をチェック /
また、都城市内のどこに移住するかによって給付の額が異なります。
- 中山間地域など以外 → 単身100万円/世帯200万円
- 中山間地域 → 単身200万円/世帯300万円
※中山間地域とは、志和池、庄内、西岳、中郷、山之口、高城、山田、高崎地区となります。
中山間地域、中山間地域以外に関係なく、18歳未満の子供に対しては1人当たり100万円の給付が行われます。
以上をまとめると、都城市に移住して500万円の給付金を受け取る条件は
- 家族構成が、夫婦+子供2人(18歳未満) の4人家族
- 令和5年4月1日以降に都城市に移住(3ヶ月以上1年以内)してきた人で、就職・起業・就農しながら今後5年以上都城市に住む意思のある人
となります。
給付金の対象にならない人はいるの?
給付金の対象にならない方、もしくは減額される方はいらっしゃるのでしょうか?
ココもしっかり押さえておきたい所ですよね?ということで
給給付金の対象にならない方、減額になる方の条件をまとめてみました。
【1つ目】
都城広域定住自立圏(三股町、曽於市、志布志市)に住んでるいる方は移住しても給付金を受け取ることは出来ません
【2つ目】
会社の命令による転勤により転入した人、新卒採用者は給付金を受け取ることは出来ません
【3つ目】
給付金の申請日から3年未満に転出した場合または1年以内に辞職(補助対象者要件2の(1)の場合のみ)した場合は、全額返還、3年以上5年以内に転出した場合は半額返還となります。
【4つ目】
中山間地域等の要件を満たして給付金の交付を受けた場合、給付金の申請の日から3年未満で都城市内の中山間地域等以外に転居した場合は100万円の返還となり、3年以上、5年以内で都城市内の中山間地域等以外に転居した場合は、50万円の返還となります。
ということで、都城市近辺に死んでいる方は移住してきても給付は受け取ることができません。また、市外の会社からの転勤や、新卒者で都城市に移ってきた方も対象者ではありません。
また、5年以上の移住というのが条件なので、5年以下で都城市から離れる方は全額返還~一部返還という形になります。
給付金は税金の対象になるの?
移住して給付された給付金は税金の対象なのでしょうか?
こちらは、所得税と個人住民税の課税の対象となります。
一時所得として他の所得と合わせて確定申告をしなければいけません。
なぜ移住で給付金を500万も出せるの?
そもそも、なぜ都城市は移住に関する給付金がこんなにも多いのでしょうか?
ちなみに国が定める制度でも最大300万円ほどの給付額ということなので、500万円というと相当な額ですよね?
財源が気になりましたので調査してみると、
2022年に全国最多の寄付をおさめたふるさと納税を財源として、移住支援を強化しているそうです。
都城市と言えば、芋焼酎で有名な霧島酒造や高級和牛の代表、宮崎牛の産地でもあります。
また、豚肉・鶏肉・お野菜など自然豊かな都城から作られた食べ物はふるさと納税でも利用する方が多いのではないでしょうか?
その結果、今まで何度もふるさと納税額日本一を獲得しました。
都城市移住のメリット・デメリット
さて、移住となると人生の中でも大きなイベントですし、移住した後にご自身の肌に合わなくて転出せざる負えなかったなんてことがあっては、とても残念ですので、都城市への移住のメリット・デメリットについて調べてみました。
都城市の概要
都城市(みやこのじょうし)は、宮崎県の南西端に位置する市。宮崎市に次ぎ、県内第2の人口(158,058人/2023年9月時点)を擁する主要都市です。
特産品には、お肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、焼酎、木工業、お茶、その他農業などが挙げられます。
特に、お肉は焼酎に関してはふるさと納税でも人気の商品で、県外の方にも幅広く知られています。
都城市はもともと薩摩藩としての歴史もあります。当時ではすこし例外な統治を行っており、ミニ薩摩藩と言える制度をとっていたそう。

都城出身の私からの意見ですが、食べ物などは割と鹿児島県寄りの食べものや食べ方が多いかな?と感じます。例えば、サツマイモを用いた「がね」やおでんの具に「豚骨」を用いたり、味付けはちょっと甘しょっぱいものが多いですね!
また、都城市に本店を置く企業は
- ハンズマン/ホームセンター
- 霧島酒造
- 都城酒造
- ぎょうさの丸岡
などがあります。
では、次の章では「移住マップ」というサイトを参考に都城市へ移住した際のメリット・デメリットをご紹介します。
都城市移住のメリット

確かに、食べ物はとても美味しいと感じます!そして、自然豊かで都城から見える霧島連山の景色はとても美しいですよ。
車があれば、宮崎市内や鹿児島市内も1~2時間ほどで行けますし、宮崎空港も鹿児島空港も1時間ほどのところに位置しているので、旅行に行く際も便利な場所です!
都城市移住のデメリット

都城市は時々、雪が降る時があるくらいの寒さになります。夏も盆地特有の蒸し暑さがあり、なれていない方は大変かもしれません。
また、車を持っていないと不便なところもあります。
映画館も一つしかなく、文化の面のハード部分は遅れているかもしれません。
都城市に住むとき必要なもの
都城出身のさかなん的、都城市に住むとき必要なものは。。。
ズバリ、車!
です。
公共交通機関が発達していませんので、車は確実にあったほうが断然、都城市ライフを満喫できると思います。
逆に言えば、車を数十分は知らせれば、行きたいお店に30分以内には付きますので、車を持っておくことをオススメします!
都城市のおすすめショップ
都城市には大型ショッピングモールもありますが、実は個人で経営しているおしゃれで美味しいお店もたくさんあります!
その中でも選りすぐりのお店をご紹介しますね!
雑貨とピザのお店「SONNE」
便利であるといいな~という生活雑貨から、長ーく使えそうなこだわりの雑貨などを置いているセレクトショップ!隣には、ビザ屋さんも併設されており季節に合わせた特別なピザを楽しむことができます。
〒885-0012 宮崎県都城市上川東1丁目18−6
絶品のクロワッサンが美味しいパン屋「QUiTTERiE」
県外のパン屋やフランスで修行をした姉と製菓店でパティシエとして働いていた妹が営むパン屋さん!
使用する材料にもこだわりのあるバケットやクロワッサンは、食卓を彩ってくれます。
〒885-0071 宮崎県都城市中町13−11
超個性的セレクトショップ「wandern」
店主こだわりのものを展示会という形で販売するセレクトショップ。
広い店内は一度入ると気になる商品ばかり。店主の方も気さくな方でお話も面白いです。
〒885-0071 宮崎県都城市中町1−9
ワインを飲むならココ「SLF」
建築士の免許を持っているという店主が自ら建てたお店の外観は、真っ白でとてもすっきりした雰囲気ですが店内に入ると中世にタイムスリップしたような雰囲気です。
ワイン好きのオーナーさんは、店内にワインの貯蔵庫を増設するくらいのワイン好き!
お料理に合わせたセレクトがナイスチョイスです。
ワインの販売もしていますので、お食事で気になったワインと同じものを購入することもできます!
〒885-0015 宮崎県都城市千町5000
まとめ
今回は「都城市移住で給付金500万の条件は?メリット・デメリットについても調査!」と題してまとめてみました。
都城市に移住して500万の給付金をもらうには
- 家族構成が、夫婦+子供2人(18歳未満) の4人家族
- 令和5年4月1日以降に都城市に移住(3ヶ月以上1年以内)してきた人で、就職・起業・就農しながら今後5年以上都城市に住む意思のある人
という条件が必須条件となります。
また、給付の条件に合わない方や、途中で転出したりすると返還しなければなりません。

都城市は、緑豊かで程よい街でもありますので、住みやすい街だと思います。
ぜひ、都城市に移住を考えている方は参考にされてください。
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